数あるピアノ教本の選び方

数あるピアノ教本の選び方

ピアノの練習には、どのような教本を用いれば良いのでしょうか。

 

ピアノの教本には、伝統的な定番とでも言うべき系統があります。
バイエル → ブルグミュラー・ツェルニー → ソナタ・ソナチネ という流れです。
指導者によって差異はありますが、多くのピアノ教室が取ってきたコースです。

 

特にバイエルは、日本におけるピアノ教本の定番として使われてきました。
バイエルは全106もの練習曲から構成されています。
ドレミからはじまり、音符、リズム、拍子を順に学んでいくことができます。

 

最近では、バイエルを利用しない先生が増えてきたのも事実です。
最初はト音記号しか出てこないバイエルの構成を、欠点とみなすからです。
事実、ある程度バイエルを学び、突然ヘ音記号が出てくると、生徒には負担になることがあるようです。

 

バイエル以外の教本もたくさんあります。
例えば、アメリカの入門書である、バーナム・ピアノ教則本などは有名です。
全音楽譜出版社や音楽之友社といった会社から、多数出ていますので、参考にして下さい。

 

ピアノ教本以外の副教材も必要です。
ソルフェージュと言われる音感教育にかんするものは必須です。
楽譜を読むことが難しいと感じる初心者の方は、是非、勉強しましょう。
ソルフェージュは、楽譜を読み、実際の音と結びつける音感を養うものだからです。

 

なかなか難しい教本選びですが、考えすぎることはありません。
専門的な判断は、自分の指導者に相談しましょう。
自分が教本を選ぶ基準は、親しみやすいかどうかという観点で構わないのではないでしょうか。

大人のピアノ教本選びの考え方

大人がピアノを練習するための教本選びはどうしたら良いのでしょうか。

 

大人になってからピアノを始める人が増えて、大人向けにアレンジされた教本はたくさんあります。
伝統的なバイエルにも、大人のために編集されたものが出版されています。
そのような教本の中から、自分に適したものを探していくのが良いでしょう。

 

重要なのは、教本に対する親しみやすさです。
大人の方は、明確な目標意識をもってピアノを始めます。
言い換えると、自分の弾きたい曲のイメージがはっきりしているのです。
その意味では、自由に自分が取り組んでみたい教本を選べば良いのではないでしょうか。
これなら楽しんで続けられるという教本が一番です。
あまりテクニックやセオリーにとらわれすぎないことが大切です。

 

大人の方であらば、パソコンを操作出来る方も多いと思います。
その特権をいかして、ピアノ練習用のソフトウェアなどを、教本として用いるのも一考です。
楽しんで学ぶべることもいいですね。

 

伝統的なピアノ教本の系統は確かにあります。
例えば、バイエルとハノンは絶対にマスターしなければならないというような固定観念は捨てたほうがいいでしょう。
もっと自由な発想で、楽しめる教本を手に入れたいものです。